かまぼこ ギフト 富山

近年の鍋つゆ市場は「個食・軽量鍋つゆ」がどこまで浸透するかが、最も注目される。
鍋は日本の伝統的な料理で、家族が皆で話をできるとても団欒にふさわしい。年末年始は特に重宝される。

 

これまで、ストレートパウチが市場の8割以上を占め主流だったが、12年秋に味の素が個食・軽量の「鍋キューブ」で市場に参入、いきなりヒットしたことを受け、昨年もFDや高濃縮で個食、軽量化を実現した鍋つゆが各社から発売された。さらに今年は粉末タイプやカレンダータイプ、さらにディスペンパックまで登場です。

 

味付け鍋やキムチ鍋などの専用鍋つゆ市場は昨シーズン(9〜2月)も順調に伸長した。春夏の年間販売を行うメーカーもあり、通年では340億円に達したとみられる。
野菜摂取意向は依然として強く、家族団らん、簡便というキーワードも手伝って今シーズンも成長が期待される。今期は台風や長雨で野菜高になっているが、秋も深まれば落ち着くとみられる。また、販売現場では、8月中旬からの低温、長雨で夏物販売が不振だったことから早めに秋物、特に鍋物やおでんなどにシフトするケースが見られ、すでに本格シーズンインといった状況だ。

 

鍋つゆの主戦場は3〜4人用のストレートパウチで、従来タイプのPET・瓶の濃縮タイプが補完する市場構造だ。ストレートパウチは失敗がない、反面、750〜800gという重量や、量の調節ができないないというマイナス面も消費者は抱いていた。

 

そこで登場したのが味の素の「鍋キューブ」。12年秋に新発売した直後からテレビCM効果もあって大ヒット。その要因は乾燥品ゆえの軽量さと、個食対応の2点だ。

 

昨シーズンは各社からFDや濃縮タイプ(スティック、ポーション容器、小袋など)が発売された。さらに今シーズンは様々なタイプの個食用(少人数用)が多くのメーカーから発売された。消費者の目にしっかり留まるはずであり、どこまで市場を伸ばせるか、注目される。